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スタバの隣! OICの憩いスポット「まちライブラリー」とは⁇

Text by 北川 愛理

Photo by 辻 航一

開かれたキャンパス、OIC

大阪府茨木市に位置する大阪いばらきキャンパス(以下OIC)は、教学コンセプトのひとつに「地域・社会連携」を掲げ、地域・社会と共同した多彩な活動を推進しています。 隣接する茨木市の防災公園「岩倉公園」との間には塀がなく、まちとのつながりを意識したキャンパスづくりはじめ、市や街と協力した施設運営やイベントの開催、地元企業との連携協力など、OICはまさに地域に「開かれたキャンパス」なのです。 実際にキャンパス内にも地域と連携して作られた憩いの場がいくつかありますが、皆さんあまり知らないのではないでしょうか?そこで今回は、OIC内にある学生と地域との憩いの場「まちライブラリー」をご紹介します。 「どこにあるの?」と思った方、いるかと思います。実は、スタバの横にあるんです。

まちライブラリー

 B棟1階、スターバックスコーヒーの隣にある「まちライブラリー」。皆さん行ったことはありますか?通ったことはあるけど知らない人も少なくないでしょう。 「みんなで育てるまちライブラリー」をコンセプトにして、地域でつくる小さな図書館です。 まちライブラリー@OIC の立て看板 スターバックスコーヒーの隣から撮影(2018年11月15日=撮影辻 航一)
まちライブラリー📚とは
みんなで本を持ち寄り、それらの本で小さな図書館をつくるシステムです。持ち寄られた本には、寄贈者情報やメッセージ記入されており、その本を読んだ人が次々に感想を連ねていきます。
スターバックスコーヒーより奥のB棟内からの入り口から撮影した様子(同上)
OICでの活動
本をきっかけにちょっとしたお話ができたり、本に関連したイベントが多数開催されていたりと、本を通して様々な方とつながることができるのです。 また、地域の方々がたくさん来られるということで、地域のおすすめスポットを紹介する「みんなでつくる茨木MAPという取り組みも行っています。おすすめの場所に矢印形の付箋を貼り、メモに場所の詳細やおすすめポイントを書いておきます。 学生が考えた、みんなで作る茨木MAP(同上) 今ではたくさんの付箋が貼られ、メモのファイルも分厚くなっていました。実はこの取り組みの発案者は立命館大学の学生なんだそうです!学生が考えた取り組みを地域の方々が広げてくださっているのは、とても素敵だと感じました。 質問に答えてくださる大畑さん(同上) まちライブラリーの大畑元彦さんは、 「まちライブラリーは地元の方に多く利用いただいています。本を通じて人と出会うという趣旨に基づいて、みんながつながっていくのを見ているととても嬉しいです。大学生の皆さんも、最初は入りにくいかもしれませんが1回入って本を手に取ってみてください。大学の1施設として効率的に活用してほしいです。」 と話してくださいました。 ご自身が寄贈した本を持ち微笑む大畑さん(同上) 本があまり得意ではないという人にも、まちライブラリーはおすすめです。小説だけでなく、雑誌や絵本も多数あります。掘り出し物の雑誌や、懐かしい絵本が見つかるかもしれません! まちライブラリーの外にあったPOP。絵本もあります(同上)

お知らせ

まちライブラリーは、火曜日から金曜日の10001730、土曜日の10001700に開館しています。 会員登録は、初回は500円かかりますが年会費は無料です。本の貸し出しスペースの利用は登録必要ですが、会員登録をしなくても施設自体は利用できるので、一度行ってみてはいかがでしょうか。 中から見える大阪いばらきキャンパス前の岩倉公園(同上)
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